古川大航・植木憲道・鈴木大拙 書
古川大航(大航宗琢 1871~1968)
臨済僧。明治4年埼玉県生まれ。室号嶺南室。
14歳で得度し寺院生活に入るが、向学心が強く寺を逃げ出す。一度学問の道に入るが、再び仏門の生活に戻る。妙心僧堂掛搭後、特派布教師として中国にわたる。妙心寺派管長を五期務める。
昭和43年遷化。97歳。
植木憲道(憲道義雄 1871~1967)
臨済僧。俗姓植木氏。明治4年岡山県生まれ。
明治26年(1893)、神戸祥福僧堂に掛搭、翌年妙心僧堂に転錫、池上湘山に嗣法する。大正4年(1915)、那須の雲巌寺に入寺。閑栖後の同22年僧堂を開単、師家に就任。
昭和42年遷化。96歳。
鈴木大拙(1870~1966)
宗教学者。明治3年石川県生まれ。
学生時代から今北洪川・釈宗演に参禅する。同33年『大乗起信論』を英訳、その他英訳、英文の著述多し。禅の研究においてその独自性を開いた。昭和24年文化勲章受章。北鎌倉東慶寺内に『松ヶ岡文庫』を創り、そこに全ての蔵書を納める。
昭和41年寂す。96歳。