海浦蒔絵貝桶

海浦かいぶ蒔絵貝桶かいおけ

 

径三六・二センチ 高三四・五センチ

やや甲盛りの蓋の表から八角形の器体の各側面にかけて、蛤、あさり、さざえなどの貝をちらしそれらを流水文でつないだ海浦の景が、金の平蒔絵で文様化されている。海浦文様は江戸初期にはやった。貝桶は貝合せ遊びの貝を入れる器で二個一対のものだが大正震災で破損していまは身と蓋と別々のもので模様が合わない。王朝貴族風の男女や花鳥を彩画した貝も若干ある。