洪川書 洪嶽道号の頌

洪川書 こうがく道号どうごうじゅ

 

縦173.2センチ 横60.5センチ

 

『洪嶽 峭巍々出人間衢 積翠盤礴漫五湖 二三四七何相到 欲究通玄在半途 古希翁洪川書於蒼龍窟裏』   洪川はその師、大拙承演と儀山善來の出身地(大飯町大島)にほど近い高浜よりはるばる鎌倉へとやって来た宗演を、同じ高浜出身の越渓守謙より譲り受けて自らの弟子となし、精魂込めて叩きあげることとなる。 明治15年の歳末には「蒼龍今獲真龍子」と詠じて、宗演の見性悟入を讚え、同17年9月には「洪嶽」の道号を与えてなお半途に在りとして、今後の更なる発展を期待していた。ところが宗演の力量は師の想像をはるかに上回り、世界の宗演へと成長していく。