木造 水月観音菩薩半跏像
Wooden Suigetsu Kannonbosatsu Hankazo
An important cultural heritage of Kanagawa Prefecture.

水月堂
神奈川県重要文化財

像高34cm・全長54.5cm・寄木造り・玉眼入り

水辺に坐して、水面に映る月を眺める姿を表しているところから、水月観音の名で呼ばれている。柔和で慈悲深い尊貌は、私達の苦悩のすべてを包み込んでくださるようだ。
 
鎌倉で美男の代表は長谷の大佛様、美女の代表は小さいけれど松ヶ岡東慶寺の水月観音様、江戸時代かけこみ尼寺の頃はかけこんだ、あわれな女人の訴えを聞かれたことでしょう。大正十二年の大地震で御堂がなくなって、鎌倉国宝館にあずけられて、新居(あらい)のえんま大王とさし向いで定めしつらかったでしょう。

昭和三十一年蒔絵の吉野富夫夫人の霊感で水月様が元の寺に戻りたいとのことで縁あって百万石の前田家の持仏堂を移建しそれを水月堂として安置して水月様は真からうれしそう。
 


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