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あす七日の
御心さしに
金子貳両
天寿ゐん様より被遺候、
さためてそこもとへも
きこへ申候へく候
十八日・十九日の
大火事に
御ほん丸さまもひかしの丸さまも
類火にて何事も□□□
御とりこみゆへ まことに
御心さしはかりに
て御さ候 御とふらひ
なさるへく候
またわたくしより
貳百疋御かうてんあけまいらせ候
よきやうにたのみ申候
何事も いまに
御とりこみゆへそう 申し候
かしく
二月六日
いんれうけん殿 |
| 千姫が天秀尼の十三回忌に当たり金二両を東慶寺に贈る。明暦三年の世に、振袖火事という大火のあとの、取り込みの中のことだけに、千姫の人柄が忍ばれる貴重な史料である。 |
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