【金銅薫炉】
径9.8cm・高さ8.5cm。江戸初期。
毬形の金銅製で、衣服に香を焚きしめるときに使われる香炉。これと同じ形式のものが正倉院にも残っているように、薫炉は古くから使われている。中央で蓋と身の2つに分かれる。中に装着された鉄製の火炉は、常平回転装置といい、毬形をどのように傾けても水平を保つように工夫されている。火炉で焚かれた香が均等にゆきわたるように透かし彫りになっており、全部で16個の紋をつないでいる。


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